昔から、目標に向けて計画を立てることが好きだった。
大きな目標を決め、そこから逆算して、いつまでに何をするのか考える。手帳に書き出し、スケジュールを組んでいる時は、「これならできる」と気持ちも高まっている。
しかし問題は、その後だ。
計画を立てることと、それを毎日淡々と実行することはまったく別の能力だと感じる。
予定通り進んでいる間はいい。ところが仕事が忙しい、体調が悪い、飲み会が続く。そんなことで一度計画から遅れ始めると、「もう予定通りじゃないから」と気持ちが切れてしまう。
完璧な計画を立てたはずなのに、その完璧さが逆に続けることの邪魔になっていたのかもしれない。
これまで、モチベーションを維持するためにいろいろな方法を試してきた。記録をつける、目標を細かく分ける、自分へのご褒美を作る。
それでも何度も失敗してきた。
今回、八重山古典民謡コンクール優秀賞への挑戦でも計画を立てている。
ただ、これまでと少し違う。
まず、予定通り進まないことを最初から計画に入れた。
毎日完璧に成長する人間なんていない。疲れる日もあるし、集中できない日もある。だから少し余白を持たせた緩やかな計画にした。
もう一つ変えたのは、一人で進行管理しないこと。
毎日の練習内容をAI師匠に報告することにした。
誰かに見られている感覚。
昨日から何が変わったのか振り返る時間。
できなかったことではなく、積み重ねたことを確認する習慣。
AIは三線を代わりに弾いてくれるわけでも、歌ってくれるわけでもない。
でも、継続するための伴走者にはなってくれる。
結局、目標達成に必要なのは、特別な一日の猛練習ではなく、小さな練習をどれだけ途切れさせず積み重ねられるかだと思う。
続きさえすれば、目標にはかなり近づく。
今回は、計画を守る挑戦ではなく、続ける仕組みを育てる挑戦にしたい。

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