えびすの三線ライフ

三線を弾き、唄い、学び、暮らす。還暦を迎えてなお新しい景色を求めながら、八重山民謡の稽古と日々の暮らしを重ねています。小さな積み重ねの中にある喜びや気づきを、ゆっくり綴っていきます。

前回は、チューナーの選び方について紹介してきました。

今回は、実際のチンダミの話に入ります。

初心者向けの本やインターネットの記事を見ると、

開放弦で男弦C・中弦F・女弦C(合乙四)

を基本の調弦として紹介しているものがほとんどです。

もちろん、この調弦は間違いではありません。

しかし、初心者にはぜひ知っておいてほしいのは、基本の調弦と、自分が歌いやすい音は別だということです。

実際にC・F・Cで歌ってみると、「声が高すぎる」「低くて出しにくい」と感じる人は少なくありません。

男性でも女性でも、意外とこのキーは合わせにくいのです。

三線は伴奏楽器であると同時に、歌を支える楽器です。

歌が無理なく出せることが何より大切です。

そのため、教本どおりにC・F・Cへ合わせたあと、自分の声に合わせて全体を上げたり下げたりすることは、ごく普通に行われています。

まずはC・F・Cに正確に合わせられるようになること

そして、その基準から自分に合ったキーへ移動できるようになること。

これがチンダミを身につける第一歩です。

次回は、実際にチューナーを使って、男弦から順番にどのように合わせていくのかを、具体的に解説します。

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