前回は、チューナーの選び方について紹介してきました。
今回は、実際のチンダミの話に入ります。
初心者向けの本やインターネットの記事を見ると、
開放弦で男弦C・中弦F・女弦C(合乙四)
を基本の調弦として紹介しているものがほとんどです。
もちろん、この調弦は間違いではありません。
しかし、初心者にはぜひ知っておいてほしいのは、基本の調弦と、自分が歌いやすい音は別だということです。
実際にC・F・Cで歌ってみると、「声が高すぎる」「低くて出しにくい」と感じる人は少なくありません。
男性でも女性でも、意外とこのキーは合わせにくいのです。
三線は伴奏楽器であると同時に、歌を支える楽器です。
歌が無理なく出せることが何より大切です。
そのため、教本どおりにC・F・Cへ合わせたあと、自分の声に合わせて全体を上げたり下げたりすることは、ごく普通に行われています。
まずはC・F・Cに正確に合わせられるようになること。
そして、その基準から自分に合ったキーへ移動できるようになること。
これがチンダミを身につける第一歩です。
次回は、実際にチューナーを使って、男弦から順番にどのように合わせていくのかを、具体的に解説します。
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