えびすの三線ライフ

三線を弾き、唄い、学び、暮らす。還暦を迎えてなお新しい景色を求めながら、八重山民謡の稽古と日々の暮らしを重ねています。小さな積み重ねの中にある喜びや気づきを、ゆっくり綴っていきます。

「戎さんは、決めたらやりますよね。」
「意志が強いですね。」
「きっちりしていますね。」

ありがたいことに、そんなふうに言ってもらうことがある。

でも、正直に言うと、自分ではまったくそう思っていない。

むしろ逆だ。

ズボラで、意志が弱くて、面倒なことは後回し。
子どもの頃からずっとそうだった。

学校の宿題はギリギリ。
夏休みの宿題は、二学期が始まる直前になって慌てて取りかかる。

社会人になってからも変わらなかった。

締切が迫ってから慌てて仕事を始める。

「追い込まれたほうが力を発揮できるタイプだから。」

そんなもっともらしい理由をつけていたけれど、今思えば単なる先延ばし癖だった。

「明日できることは明日やればいい。」

そんな性格は、60歳を過ぎた今でも、基本的には変わっていない。

だから私は、自分を信用していない。

「やる気が出たらやろう。」
そう思ったら負けだということを、自分が一番よく知っている。

だから工夫する。

毎日同じ時間に練習する。

練習メニューをあらかじめ決めておく。

記録を残す。

人に宣言する。

続けざるを得ない仕組みを作る。

やる気ではなく、習慣に任せる。

最近は三線の練習も、ブログも、体重管理も、できるだけ同じ考え方で続けている。

もちろん、油断するとすぐにサボる。

「今日は疲れたから。」

「明日まとめてやればいい。」

そんな悪魔のささやきは、今でも毎日のように聞こえてくる。

だから、毎日少しだけでも続ける。

性格は変えられなくても、行動は工夫で変えられることを、この歳になってようやく実感している。

もし、この記事を読んでいる人の中に、

「私は意志が弱い。」
「どうしても続かない。」
「また先延ばしにしてしまった。」

そんなふうに自分を責めている人がいたら、あまり心配しなくても大丈夫だと思う。

意志が強い人だけが続けられるわけではない。

私のように、サボり癖も先延ばし癖も持ったままでも、工夫次第で続けることはできる。

大切なのは、性格を変えようとすることではなく、自分の性格を知ること。

そして、その性格でも続けられる仕組みを作ること。

私は今でもズボラだし、面倒くさがりだ。

たぶん、一生治らない。

でも、それでいい。

サボりたくなる自分を前提にしながら、それでも少しずつ前へ進めばいいのだから。

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