えびすの三線ライフ

三線を弾き、唄い、学び、暮らす。還暦を迎えてなお新しい景色を求めながら、八重山民謡の稽古と日々の暮らしを重ねています。小さな積み重ねの中にある喜びや気づきを、ゆっくり綴っていきます。

9月が始まった。

八重山古典民謡コンクールまで、あと9ヶ月。まだ焦る時期ではない。だからといって、余裕があることを理由に、日々の積み上げを途切れさせるわけにもいかない。

8月は、課題曲7曲をそれぞれ100回通すことを目標に、とにかく回数を重ねた。おかげで暗譜・暗唱への不安はかなり減り、演奏も安定してきた。

そこで9月は、少し違う負荷をかけてみる。

テーマは、「人前で演奏することに慣れる」

一人で何度も練習していると、うまく弾けるようにはなる。しかし、人が聴いているだけで、普段なら間違えないところで間違えたり、余計なことを考えて集中が切れたりする。

これは、一人の練習だけではなかなか鍛えられない。

だから9月は、サークル活動のときにメンバーに1〜2曲聴いてもらう。家族や友人にも、機会を見つけて聴いてもらう。そんな気軽にお願いできる場を使って、できるだけ人前で課題曲を演奏していこうと思う。

そして、今月の目玉として考えているのが、日々の練習のネット配信だ。

おそらく誰も見ていない。

でも、誰かが見ているかもしれない。

この「かもしれない」が大事なのではないかと思っている。

完全に一人で練習しているときとは違う、わずかな緊張感が生まれる。その状態で三線を弾き、歌うことを日常にしてしまえば、人に聴かれることへの耐性も少しずつついてくるはずだ。

以前、一度YouTube配信を試したことがあるので、機材も技術的な面は問題ない。

8月は「回数」という負荷をかけた。

9月は「人に聴かれる」という負荷をかける。

本番まであと9ヶ月。まだ時間がある今だからこそ、本番だけ特別に緊張するのではなく、少し緊張した状態で演奏することそのものを日常にしていきたい。

さて、この1ヶ月で演奏がどう変わるのか。

実験するくらいの気持ちで、楽しみながら続けてみよう。

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