えびすの三線ライフ

三線を弾き、唄い、学び、暮らす。還暦を迎えてなお新しい景色を求めながら、八重山民謡の稽古と日々の暮らしを重ねています。小さな積み重ねの中にある喜びや気づきを、ゆっくり綴っていきます。

【基本的にお家が大好き】

基本的にお家が大好きで、かなりの出不精である。

誰にも会う予定のない休日は、できることなら一日中家にいたい。

髪はボサボサのまま、出かける用事がなければ着替えもしない。気がつけば、一日中パジャマで過ごすことも珍しくなかった。

それが嫌だったわけではない。誰にも気を遣わず、好きなことをして過ごせる休日は快適だった。

【配信するなら、ちょっと身支度を】

そんな自分に、最近少し変化が起きている。

きっかけは、YouTubeで始めた三線の配信練習だ。

来年6月の八重山古典民謡コンクールに向けて、人前で演奏する緊張感に慣れるため、日々の稽古をライブ配信している。

基本的には誰も見ていない。見ていたとしても、ごくわずかだろう。

それでも、カメラに映るとなると、さすがにパジャマのままというわけにはいかない。

髪を少し整え、服も着替える。

そのため、休日でも朝から身支度をするようになった。誰かに会う予定があるわけでもないのに。

【身支度をすると、外に出たくなる】

すると、もう一つ変化があった。

身支度を済ませていると、「ちょっと外に出てみようか」と思うようになったのだ。

以前なら、わざわざ着替えてまで出かけようとは思わなかった。けれど、すでに出かけられる格好になっていると、外出への面倒くささが少し軽くなる。

特に目的もなく、駅まで歩いて電車に乗ることもある。これまでの自分なら、まず考えられなかった。

身支度をするようになっただけで、休日の過ごし方まで変わり始めている。

【三線の練習が、生活まで変えている】

配信練習を始めたのは、コンクール本番の緊張に慣れるためだった。

カメラの前で弾き歌うことを繰り返しているうちに、思いがけず日常にも変化が出てきた。

休日に身支度をするようになり、外へ出る機会も増えた。

もちろん、今でも家にいるのは大好きだし、出不精が治ったわけでもない。

ただ、以前より外に出るまでのハードルは下がった気がする。

誰も見ていないような配信でも、カメラの向こうに誰かがいるかもしれない。その意識が、こんなところで役に立つとは思わなかった。

三線の上達を目指して始めたことが、三線とは関係のない日常まで少し変えている。

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