「ソバーキュリアス」という言葉を知った。
お酒を飲める人が、あえて飲まない生活を選び、その変化や可能性を楽しむという考え方らしい。
これを知ったとき、「まさに今の自分だ」と思った。
今年に入って、一人飲みをやめた。
それまでは、家に帰って晩酌をするのが当たり前だったが、一人では飲まず、懇親会などの機会だけ飲むようにした。
そして、最近はその懇親会でもノンアルコールを選ぶようになった。
特に強い決意があったわけではない。
お酒を飲まない生活を続けていると、いろいろな変化に気づくようになった。
朝の目覚めがよくなり、三線の稽古にも気持ちよく取り組める。体重が落ちて、お腹まわりがスッキリした。以前は朝起きると手指の関節が強張っていたのだが、それもいつの間にかなくなった。禁酒との因果関係はわからないが、身体の変化を感じている。
何より、朝の三線の稽古が充実していることがうれしい。
考えてみれば、お酒を飲まないこと自体が目的ではない。
三線が上手くなりたい。朝の時間を有効に使いたい。健康で、できるだけ長く歌い続けたい。
そのために、飲まない生活が自分に合っていると感じているのだ。
「禁酒」という言葉には、どこか我慢や決意の響きがある。
しかし、今の自分には、それほどの悲壮感はない。
飲まないことで得られるものがある。だったら、もうしばらく飲まない生活を続けてみよう。
そんな軽い気持ちだ。
一生飲まないと宣言する必要もないし、お酒を飲む人を否定するつもりもない。
ただ、今は飲まない方が心地よい。
何かを我慢しているのではなく、自分が本当にやりたいことを選んでいる。
ソバーキュリアス。
自分のお酒との付き合い方に、しっくりくる名前が見つかった。
さて、明日の朝も、すっきり目覚めて三線を弾こう。
コメントを残す